治療家を目指したきっかけ

朝から晩まで近所の広場で野球ばかりしている。そんな小学生でした。
のめり込んでいった野球は高校を卒業するまで続けました。
高校生になりトレーニングの強度が上がったころ、 ひどい腰痛に襲われました。
ピッチャーだった当時、投球練習ができない、走り込みさえできない状態になり、周りから置いて行かれてしまうプレッシャーと、もう野球が続けられないかもしれない絶望感に圧し潰されそうになっていました。
整形外科・接骨院・整体といろいろ通いましたが、なかなか良くならず、あきらめかけていた時、 近所に新しく接骨院がオープンしたのです。
藁にもすがる思いで扉を開けました。
院長先生は私の腰の痛みだけでなく、これまでに抱えてきた苦しい思いまで聞いてくれました。
ここに通っていれば必ず良くなる。そう思わせてくれた初めての方でした。
おかげで高校最後の夏の大会をピッチャーマウンドの上で迎えることができました。
「身体の痛み、不調によるつらさや不安で悩む人を救いたい」
これがこの業界に入るきっかけとなった想いです。
経験を重ねた専門学校時代

専門学校入学後、私がこの仕事を目指すきっかけをくれた接骨院の先生にお願いし、アシスタントとして働かせてもらうことになりました。
午前中は接骨院で働き、午後は専門学校で勉強、授業が終わると、急いで接骨院へ戻り、 夜まで 勤務。このような生活を6年間続けました。
勤務中に、目にしたもの耳にしたものを必死でメモに取り、帰宅後に参考書を見直して復習する。 これに学校での試験もあるため、勉強は深夜にまで及ぶことがほとんどでした。
身体は疲れ果てていましたが、早く一人前になりたい一心だったのでとても充実した日々でした。
その甲斐もあり、無事に国家資格を取得することができました。
プロとしての自覚

晴れて国家資格を取得した私は施術を担当させてもらえるようになりました。
「ようし!困っている人をどんどん良くしていくぞ!」
しかし、こんな気持ちで意気込んでい た私は いきなり 壁にぶつかることになります。
なかなかお客様の痛みや不調を改善することができなかったのです。
症状が良くならず通院されなくなってしまうお客様、ときにはお客様に「施術担当を変えてくれ」と言われ担当を外れる経験もしました。
気持ちは落ち込み、自分にこの仕事は向いていないんじゃないかと思うようになっていました。
ただある時、私は気づかされました。
私たちのように国家資格を持ち、お客様の健康に携わる人間は、プロである自覚を持ち続けなければならないということ。
私たちに夢や希望を与えてくれるプロ野球選手だって、プロになった後も日々練習を繰り返しています。何千回、何万回とバットを振り続けているのです。
それは私たちも同じで私を頼って来てくださる方に最高の準備で誠心誠意お応えしなくてはなりません。
お客様の身体の不調を改善し、健康な生活、幸せな人生を歩んでもらうために、私は、日々学びの気持ちを忘れず、手技を磨き続けることを決めました。
根本原因の改善へ

それからはたくさんの技術セミナーに参加したり、治療の原理原則を徹底的に学びました。
身体が良くなるとはどういうことなのか、良くならなかった原因は何なのかを追究したことにより、お客様の不調を根本原因から改善することの重要性が分かりました。
すると、長年悩んでいた痛みや症状が改善されたお客様からたくさんの喜びの声をいただけるようになりました。
一人でも多くの方を幸せに

当院の理念は
『人とのつながりを大切にし皆様の笑顔のため 本気でサポートする』
を掲げさせていただいております。
当院を訪ねていただいた方とのつながりは本当に有難いご縁だと思います。
そんな皆様の健康、そこから生まれる笑顔を本気で支えていきたい。 そう考えています。
もしも、あなたが本気で体を根本から変えていき、痛みの出ない体を手に入れたいと思っているなら、ぜひふくの木整体院へご来院ください。
私が誰よりもあなたと向き合い、全力であなたをサポートします。
心よりお待ちしております。