40代女性 ギックリ腰で腰が曲がらない・・…
【お悩み】 実は3年前から腰痛に悩んでいたそうです。 1週間前にギックリ腰を発症。 …
実は3年前から腰痛に悩んでいたそうです。
1週間前にギックリ腰を発症。
仕事中に腰をかがめて作業していたところ急に痛みが走り、
そのあと腰が曲がらなくなってしまったとのことでした。
その日のうちに整形外科へ駆け込み、レントゲン検査は異常なし。
注射を打ってもらったところ、
痛みレベル10➔2くらいまで減少しました。
ところが翌日仕事に行くとまた痛みが強くなり、
今度はお尻から太ももに筋肉痛とシビレを感じるようになってしまいました。
「腰痛があると仕事ができないので、非常に困る」
と焦りを感じ、当院へ来院されました。
検査を行うと、腰椎の椎間板(腰の背骨と背骨の間のクッションの役割)に負担がかかっており、
右の坐骨神経(ざこつ神経)の検査結果が悪く出ていました。
その他にも股関節の動きが悪くなっており腰への負担を増やす原因になっていました。
姿勢検査では首を前に出した姿勢と同時に、腰を強く反らせる姿勢となっており、姿勢の矯正も必要であると判断しました。
・姿勢を調整する整体
・椎間板への負担を減らすための整体(痛みはありません)
・応急処置のテーピング
・日常生活での座り方指導(デスクワークも多いため)
・「首を前に出した姿勢」と「反り腰」の改善のための体操
を計画に沿って行いました。
①か月経過
腰の痛みはのレベル1に軽減。
しびれは感じなくなりました。
仕事は通常通り出勤し、
連勤があると腰に痛みが出たり、重さを感じることがありました。
②か月経過
日常生活での症状はなく、前かがみ、中腰作業のときだけ怖さが残ります。
デスクワークが多くなっていたため、座り方の指導も再確認しました。
③か月経過
痛みはほぼなくなりました。
姿勢の変化は順調に出ており、左右の方の高さが揃ってきています。
ここからは引き続き、首を前に出した姿勢の矯正と反り腰の矯正を行っていきます。
姿勢改善を目的としたエクササイズを種目を増やし実践していただきました。
⑥か月経過
姿勢にも安定した成果が見られ、仕事も不安やストレスなく取り組めているとのことでした。
よい状態をキープしていきたい、もうあの痛みは経験したくない
とのご希望がありましたので、メンテンナンス期間へ移りました。
今回問題となっていた「首を前に出した姿勢」と「反り腰姿勢」
この二つの姿勢は同時に起きていることが圧倒的に多いです。
その中でもスタートは首を前に出した姿勢から始まることが多く
・デスクワーク
・スマホ操作
・座り方
から発生します。
悪い姿勢が続くことで姿勢をコントロールしている神経が誤作動を起こし、癖になってしまうのです。
今回のお悩みに対して当院では、姿勢を支える「背骨を整え」、姿勢を安定させる土台作りから始めます。
すると神経の働きが正常になり骨盤・頭部の位置が良いところに安定していきます。
お仕事や家事を続けながらの通院でしたが、本当に協力的に施術にお越し頂けました。
今では元気に仕事をされている姿に嬉しい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。