長町南 50代 脊柱管狭窄症
【脊柱管狭窄症と診断されました。。。】
『30年ほど前からの腰痛持ちで、過去に何回もギックリ腰を経験していたAさん(58歳男性)
痛みが強い時は、整形外科で注射を、
少し和らぐと整骨院や、
リラクゼーションマッサージに行くというような対処をされてきたとのことでした。
2,3年前から状態が悪くなり、
毎朝起きると腰が痛く、日課の犬の散歩もおっくうになってしまっていたそうです。
約1か月前から、以前は感じていなかった足のシビレを自覚するようになり、整形外科を受診されました。
レントゲン検査の結果、
診断は「脊柱管狭窄症」
まだ手術の必要はなさそうということで、鎮痛薬とシビレに対するビタミン剤、あとは貼り薬を処方され、
様子をみることになったそうです。』
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そのあとAさんは
聞いたことのない診断名にビックリされ、慌ててインターネットで調べたそうです。
→→今回のAさんのような経緯で整形外科を受診し、「脊柱管狭窄症」と診断される方はかなり多いです。
私も何百件とみてきましたが、比較的男性に多く、デスクワーク・運転が長時間にわたる仕事に
10年以上就かれていた方に多い印象です。
【脊柱管狭窄症とは】
脊柱管とは背骨、椎間板、関節、靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。
年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、
靱帯が厚くなり神経の通る脊柱管を狭くしてしまうことがあります(狭窄)。
それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。
比較的若年層に起きやすい椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いです。
脊柱管狭窄症が進行すると、長い距離を続けて歩くことができません。
特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
数分もしくは数百メートル歩くと、足の痛みやシビレが強まるので休憩を取り、
また歩き出すとしばらくして痛みとシビレが出る。これを繰り返す症状です。
進行すると、運動神経へ影響で下肢の筋力が落ちたり、
肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。
単純X線(レントゲン)写真である程度は推測できますが、
より詳しく診断するためにはMRIや脊髄造影などの検査が必要となります。
下肢の動脈がつまって血行障害を生じた時にも似たような症状がおこりますので、原因を正確に調べることが必要です。
さて、画像検査で脊柱管狭窄が確認されたとしても、それが痛みやしびれに結びつくとは限りません。
画像検査の結果のみで、急いで手術を受けたいという方もいらっしゃいますが、
神経学的検査の結果とも照らし合わせ、
本当にその画像検査の結果が痛みやしびれの原因なのかどうかを見極める必要があります。
また、保存療法(外科的手術以外の方法)を行った上で良くならず、
痛みやしびれ症状が強い場合には手術が検討されます。
【なぜ脊柱管狭窄症になってしまったのか】
脊柱管狭窄症と診断される状態になってしまったことは事実です。
大事なのは、なぜ脊柱管狭窄症になってしまったのか
なぜ、背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、靱帯が分厚くなって
神経の通る脊柱管を狭くしてしまったのかを明らかにすることです。
考えられる原因は以下のようなものがあります。
1、姿勢の問題
人間には背骨に極端な負担を掛けにくい理想的な姿勢があります。
しかし重労働や長時間のデスクワークを理想からかけ離れた姿勢で続けていることにより背骨に負担を掛け、
変形を起こしてしまうのです。過去にヘルニア・すべり症と言われたことのある方は危険因子の一つです。
もちろん日常生活での座り方、身体の使い方のクセも大きく関わります。
脚を組んだり、横座りのクセがある方は、骨盤が歪みを起こしている可能性があります。
また、猫背や反り腰、側弯などの背骨のゆがみもまた、背骨に負担をかけ、脊柱管を狭める原因になります。
2、運動不足・過度なスポーツ
普段から、ほとんど運動をしない方はリスクが高くなります。
人間の骨格は筋肉によってバランスよく支えられています。しかしその筋肉は使われずにいると
簡単にやせていってしまいます。そのうえ、よく働く筋肉と・そうでない筋肉との間にアンバランスが発生し、
背骨に負担をかけてしまいます。
また、過度なスポーツも実は注意が必要です。
多くのスポーツは、左右非対称の動きが入ってきます。(ゴルフなら一定方向のスイングなど)
それにより筋肉や関節の動きにアンバランスが発生します。
たくさん練習すればするほど疲労によりフォームが崩れ、どこかしら痛めることになります。
【当院での改善方法】
腰が痛むのに無理に強いマッサージや揉みほぐしをしたりストレッチをすると、
かえって脊柱管狭窄症の症状を悪化させてしまいます。
当院ではヒアリングや検査を行い、
あなたの脊柱管狭窄症の状態を把握した上で、その方に適した施術を行います。
脊柱管狭窄症を引き起こしてしまった根本原因を明確にし、
それを解決するために特化した施術方法です。
①ヒアリング
ヒアリングでは今までの
・症状の経過
・過去のケガや病気
・他に現れている症状
・どのよう処置を受けてきたか
などをお聞きし、自覚している症状を明らかにしていきます。
②検査
検査のステップでは、
ヒアリングをもとに実際のお身体の状態を調べ、
ご自身で気づいていなかったお身体の問題点まで明確化していきます。
筋肉・骨格・神経、すべての含めると10種類以上の検査をしていきます。
③カウンセリング
その後、カウンセリングにてあなたに現状を知っていただき、
改善の見込みや、施術に掛かる期間や施術頻度などをお伝えします。
④施術
カウンセリングでご理解、ご納得いただいたうえで施術に移っていきますのでご安心ください。
3年以上続く腰痛・シビレでお困りの方
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